終宴！『御霊祭御祭騒』！

総勢12名の役者によって繰り広げられる、3つの世界、24種の物語！


Aキャスト
少女・・・・こもだまり
大僧正・・・紅日毬子
御祭男・・・桜井咲黒
少年・・・・宮田真奈人
娘・・・・・いちご
牛頭・・・・篠原志奈
馬頭・・・・仲村弥生
鵙・・・・・紅夜

少女こもだまり！役に同調することに長けたタイプの役者で、「死後っぽさ」を物凄く醸し出してくれました。この少女は人生を背負っている！

大僧正紅日毬子！まさかのはまり役！けらけらと笑う、幼女のような地獄の支配者。

御祭男桜井咲黒！妙な衣裳をどこぞから用意してきてどんどん変態化していきました。最終的に少女をかばって戦死する、という裏設定があったとかなかったとか。

少年宮田真奈人！小屋に入ってからの進化っぷりが著しい。絶対面白い役者に成長するので、これからも楽しみです。

娘いちご！初舞台！役への同調とテンションで見事に演じきった。公演期間中を通しての成長が著しい。

牛頭篠原志奈！実は虫嫌い！牛頭が娘の舌に釘を打ち込むシーンは、実は1週目と3週目の初日だけ！

馬頭仲村弥生！飛び道具っぷりを見事に発揮。癒し系の笑顔で行なう残酷行為がこの人の日常。

鵙紅夜！とにかくエロい。少年が逆レイプに遭う。初舞台だけど度胸が据わっていて素晴らしい！


Bキャスト
少女・・・・牛水里美
大僧正・・・大畑篤志
御祭男・・・塩瀬篤也
少年・・・・桜井咲黒
娘・・・・・紅日毬子
牛頭・・・・篠原志奈
馬頭・・・・いちご
鵙・・・・・こもだまり
鈴鬼・・・・宮田真奈人

少女牛水里美！一番積極的な少女！ラストシーンでは御祭男に肩車された状態から有無を言わさぬ物量の豆、紙吹雪、ビスコなどをばらまき観客席を焦土と化した。ずるさと清純さという見事な少女性を発揮！

大僧正大畑篤志！男が演じる大僧正！男気溢れる演技に多くのゲイを魅了！「ふざけているけど本当は恐い」という演出に見事に答えてくれました！

御祭男塩瀬篤也！不敵に笑う物静かな御祭男。ラストシーンの悪い顔が忘れられない！

少年桜井咲黒！悩みながらもストレートな少年として成長。この公演の中で基礎力の大幅な向上を見せた。

娘紅日毬子！いちごが動なら紅日は静！観客に向かうのではなく、観客を引き込む演技で多くのファンを魅了！新しいタイプの「娘」を発現した！

牛頭篠原志奈！先週に引き続き牛頭役。まるで悪気なく遊んでいるかのような顔してひどい事を次々と実践！その攻撃範囲は役者と観客を問わず、観客席を恐怖のどん底に陥れた！

馬頭いちご！初舞台の人間に客席いじりを任せるという暴挙。開演前から様々な破壊行為を行なった。実はこの人にコンソメを渡し、観客のドリンクをしょっぱくした黒幕は大島朋恵。

鵙こもだまり！こもだまりがまさかの狐で登場！初舞台の狐も恐いが、玄人アングラ俳優の狐ほど恐ろしいものはない！別名「ピンク毛むくじゃら星人」（by大畑篤志）

鈴鬼宮田真奈人！ライバルは佐々鬼！新型の黄色い狐。もふもふもふまふー！前週に「いちばんでかいやつ」を食わされた怒りを少年にやつあたり！



Cキャスト
少女・・・・紅日毬子
大僧正・・・こもだまり
御祭男・・・篠原志奈
少年・・・・宮田真奈人
娘・・・・・いちご
牛頭・・・・桜井咲黒
馬頭・・・・TETRA

少女紅日毬子！2年ぶりの同役！2年間の成長を見せつける！いぢらしき少女性を発揮！また、とおりゃんせでは縦断爆撃を越える武器ということで万札を使用！全ての観客をブルジョワジーにした！

大僧正こもだまり！紅日毬子と大畑篤志のパーツを吸収し、火薬と日本刀で武装した究極の大僧正！ストレートかつ最強っぷりを発揮！

御祭男篠原志奈！まさかのロリータ御祭男！狐時代に輪をかけた悪ふざけっぷりで、舞台上でスルメを齧る！

少年帰ってきた宮田真奈人！本番ブースターMAXが発動！すげーかっこいい！武器が燐寸→鉛筆→フランスパンと怒りの度合いにより変化！

娘帰ってきたいちご！実は1週目の娘は胸式呼吸なのだが、3週目の娘は複式呼吸をマスターしている！虫の数を増やすことに固執し、たいへんなことになる。

牛頭桜井咲黒！どうやらこの人はわけのわからない衣裳を着せると暴走していくようだ！謎のかぶりもの（パンツ）で登場！3週目の狐照明は懐中電灯サーカス！

馬頭TETRA！初舞台ながら驚異のポテンシャルを発揮！千秋楽では半魚人との絡みも！

ご来場者様、関係者様、本当にありがとうございました！
廻天百眼の今までの公演を見ると、御霊→文学→洋物→和物→御霊という流れを繰り返しています。（御霊→土竜→極楽変身→夢屋→御霊→赤闇→エログロ→鬼姫→御霊）。意図しているわけではないのですが、ある節目を意識せずにはいられません。死亡と再生の芝居を3週間続け、非常にレベルの高い演技を行う役者の中、新人達がそれらを吸収しどんどん成長する様を見て、なかなか感慨深いものがありました。私も演出として、かなり勉強させて頂きました。
次回本公演は3月の『死ぬ機械』。『鬼姫』はクラブのショウのリバイバルだったので、実は1年半ぶりの完全新作となります！今、とても面白い物がつくれる予感がしておりますのでどうぞご期待ください！

最後に、御霊図鑑！